リサーチミーティングNEW
従来「プロトコルミーティング」として行っていた研究会は、あらたに「リサーチミーティング」と改称し、大学院生のみならず広く研究に興味のある方が参加して実質的にリサーチを進めて行くための会合にしたいと思います。原則第2木曜日6時から8時と第4木曜日6時から7時です。
第2木曜日1限目は,Design, Measurement &
Analysisというリサーチの基礎について教科書的な勉強をしてゆきます.渡辺範雄がオーガナイズし,大学院卒業レベルの先生方に講師をお願いします.
第2木曜日2限目は,各人が研究のプロトコルの段階と,論文が8割がた出来上がった段階で発表する.英文論文の書き方,ポスター発表の仕方,オーラル発表の仕方などをあいまあいまにレクチャーする.
第4木曜日1限目は,名市大でオンゴーイングな研究をしている人は全員出席し,自分のリサーチの進捗具合を発表する.
その後,サイコオンコロジーのテレビ会議が始まりますが,サイコオンコロジーチームはすでに毎週自分たちでリサーチミーティングをしているのでOKとし,それ以外のリサーチの個別相談に古川と仲秋が応じます.
児童研究会
児童研究会では月1回(主に第2火曜日)は、インシデント・プロセス法による症例検討会を行っています。実際の臨床現場で困った一場面を取り上げ、自分だったら、または他の人だったら、どんな対応をするのか、検討していく形で行います。一般論や理論的には分かっているけれども実際の場面ではうまく対応できない、しっかり話を聞きなさいと教えられるけれどどうやって聞けばいいのか全く思いつかない、自分の方法以外にもっとよく対応できる方法があるというのなら聞いてみたい、などなどの事例に対してなるほどと腑に落ちるような対応方法が見つかります。
また児童の症例については、主に外来での新患紹介を行い、診断の見立てと今後の治療の方向性を決定します。難しい症例などは新患時のみに限らず、その後の経過についても検討していきます。実際に対応している患者で困っている際は、いつでも検討を行いますのでご相談下さい。
また月1回程度、児童にあまり馴染みのない方向けに、クルズスのようなことを行っていく予定です。子どもの診方、広汎性発達障害の診方、ADHDの診方などです。また、物足りない方には、それぞれに新しいトピックを出してもらい、話題を共有していきたいと考えています。
CBT研究会
現在CBTグループは
●パニック障害の集団認知行動療法
●社会不安障害の集団認知行動療法
●強迫性障害の個人行動療法
●慢性うつ病のCBASP(認知行動分析システム精神療法)
●上記の枠にはまらない患者への個人認知行動療法
を行っています。
また、今後は、認知行動療法に基づく症例の定式化(症例の概念化)を行って上記のような疾患ごとではなくすべての患者・症例について理解することが出来るようなベーシックトレーニングを提供することを考えています。
このような臨床実践を鍛える場として、CBT研究会を第1および第3水曜日の午後6時か ら8時の予定でやっていますが、具体的には、
1) 1限目には臨床に直結する論文を読むジャーナルクラブ
2) 2限目は,第1水曜日は症例検討,第3水曜はビデオを利用した入門編
をやっています。興味のある教室員の方は是非ご参加ください。スケジュールはこちら。
サイコオンコロジー研究会
サイコオンコロジーグループでは、がん医療におけるこころの問題を扱う領域であるサイコオンコロジーを中心に、緩和ケア、コンサルテーション・リエゾン精神医学なども含めた幅広い領域の臨床、研究、教育を行っています。
【臨床】がんやその他の身体疾患のために入院中の患者に関する精神科コンサルテーションに対して、専門チームを結成して対応を行っています。2007年度は年間約580名の患者にサービスを提供しました。また2007年からは緩和ケア医、看護師、薬剤師とともに緩和ケアチームとしての活動も開始しています。
【研究】サイコオンコロジーに焦点を絞って、がん患者のQOL向上に資するような研究を行っています。また国内有数のサイコオンコロジーおよび緩和ケアの研究グループと共同研究も行っており、これらの成果として、毎年10本程度の英文原著論文を発表しています。
【教育】医学部学生、卒後研修、レジデント、大学院生など、それぞれの段階に応じて必要な教育を提供できるよう配慮しています。特に当院精神科レジデンシーにおいては、レジデント2年目で個々の希望に応じて3-6ヶ月間サイコオンコロジーグループをローテーションすることが可能であり、総合病院に赴任した際に求められる臨床知識・技能の習得はもちろん、将来この領域の専門を目指す医師の育成を行っています。
私たちとともに学ぶ医員、大学院生を募集しています。詳しくは「サイコオンコロジーグループのページ」がありますので、是非ご覧下さい。
*2006年より、国立がんセンター東病院臨床開発センター精神腫瘍学開発部の内富庸介客員教授を迎え、名古屋市立大学大学院医学研究科精神腫瘍学分野が開設されました。同年以降、名古屋市立大学の大学院生として、国立がんセンターで研究指導を受け、また学位を習得することが可能となっています。現在1名の大学院生が在籍しており、昨年度名市大での1年の臨床トレーニングを終了し、今年度より国立がんセンターで専門の研修中です。
詳しくはこちら。
臨床脳波研究会
臨床脳波研究会では、現在、John
Hughlings Jacksonの論文の抄読と症例検討を行っています。
症例検討はてんかん、精神疾患の脳波所見を検討しながら、症例について考察します。
関連病院の先生方で検討したい症例がありましたらお気軽に東までご連絡ください。
