大学院生は、それぞれ研究グループに属しそのグループヘッドの指導のもと自分の研究テーマで研究を進めていただきます。研究テーマは、それまでの臨床経験の中で遭遇したが解決が難しかった臨床疑問から発し、もしその答えが見つかったならば、今後自分がよりよい臨床を出来るようになる、そして世界の精神科医がよりよい臨床が出来るようになるようなテーマを選びましょう。
個別研究に平行して大学院生向けの系統的な講義と演習を行います。すべての研究は、デザイン・測定・分析 Design, Measurement & Analysisの3要素からなっています。研究デザインについて教えてくれるのが、疫学epidemiology;測定を扱うのが精神科では精神症状測定学psychometrics;そして、分析を司るのが統計学statisticsです。 そこで、2009年度は以下のカリキュラムで進めます。
※ 昨年度からの変更点 ※
● 毎回の出席・宿題提出義務は大学院2年生まで
● 講師はアンケート結果をもとに,基本的に「適材適所」で人選した
● 中間発表は早めにきちんと時間を取り,コメントを本発表に反映できるようにする
● 講義は,なるべく当教室の論文等を引用し,具体例を示すことが推奨される
● 昨年度宿題を提出した人は,今年度は別のデザインで宿題を作成する
● 主に隔月第4木曜に,論文執筆・ポスター発表・口頭発表の演習も取り入れる
日時:
原則第2木曜 18-19時,時に隔月の第4木曜18-19時.2009年7月から2010年5月まで
場所:
名市大医学部研究棟10F 精神科カンファランスルーム
到達目標:
大学院生が,臨床研究を自ら計画・実施するための基礎的知識を習得し,自分が興味を持つテーマ(実際の博士論文のテーマでもよいしそれ以外でもよい)について,方法論・倫理に留意しながら研究計画(プロトコル)を書き上げる.また発表の仕方も学ぶ
方法:
● トピックごとに講師を決め,講義を行う.その回の講師は,院生が講義以外の時間に自学できるように,教材を指定する
● 講師は,初めてその分野を学習するものでも理解可能な分かりやすい講義をこころがける.また配布資料・教材は,なるべく当教室の論文等で具体例を示す
● 原則的に,各研究グループ内での指導は行わない.院生は,質問があれば各回の講師へ問い合わせる
● 宿題形式で,下記形式のプロトコルを段階的に作成する.宿題は第4木曜日に提出され,その回の講師が次の第2木曜までにコメントする
● 宿題をする者は,コメントへの回答をその講師にフィードバックすることを心がける
● 論文・ポスター・プレゼン演習では,講師は講義だけでなく参加型の演習を心がける
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担当 |
内容 |
教材 |
宿題 |
2009 |
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7.9 |
渡辺 |
研究テーマ・仮説設定と「背景」の書き方 (&文献検索と文献管理方法) |
医学的研究のデザイン(p.8-15, 18-25)
最新EndNote活用ガイド |
研究テーマをPECO形式で設定し,「背景」と「目的/仮説」を記載 |
7.23 |
明智 |
なぜ臨床研究をするのか |
オンラインレクチャー:日本臨床腫瘍学会教育セミナーI, II相/ III相臨床試験,生物統計学
http://jsmo.umin.jp/seminar_slide/2007_09/
contents/index.html |
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9.10 |
東 |
研究デザイン・バイアス/ランダム誤差/交絡因子総論 |
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研究デザインを決め,「方法」の「研究デザイン」「(介入/暴露)」欄を記載 |
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仲秋 |
研究デザイン各論 :横断研究 |
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(未定) |
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9.24 |
全員 |
研究の進捗報告 |
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10.8 |
明智 |
研究デザイン各論 : 症例対象研究 |
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「方法」を必要に応じて改訂する |
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奥山 |
研究デザイン各論:前向きコホート研究 |
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内田 |
発表&Discussion |
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10.22 |
渡辺 |
オーラル・プレゼンテーションの方法 |
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11.12 |
渡辺 |
研究デザイン各論: RCT |
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「対象患者の登録」を完成させ,「方法」を必要に応じて改訂する |
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中野 |
患者登録基準と研究の一般化可能性・サンプリング |
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(未定) |
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11.26 |
全員 |
研究の進捗報告 |
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12.10 |
院生
全員 |
コアカリ プロトコル中間発表・ディスカッション |
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ディスカッションの結果を受け,必要に応じて全体を洗練させる |
12.24 |
院生
全員 |
コアカリ プロトコル中間発表・ディスカッション |
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ディスカッションの結果を受け,必要に応じて全体を洗練させる |
2010 |
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1.14 |
古川 |
アウトカム測定 |
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アウトカムと測定方法を決定し,「アウトカム測定」「データ分析」を記載 |
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古川 |
SPSSの紹介・記述統計/推定&検定総論 |
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奥山 |
ポスター・プレゼンテーションの方法 |
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1.28 |
全員 |
研究の進捗報告 |
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2.25 |
山田 |
研究における倫理・倫理委員会 |
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研究倫理に留意して「倫理的配慮」と「方法」全体を完成させる |
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中野 |
患者同意:患者向け研究説明書・同意書 |
3.11 |
古川 |
英語論文の書き方 |
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内田 |
発表&Discussion |
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3.25 |
全員 |
研究の進捗報告 |
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5.13 |
院生
全員 |
コアカリ プロトコル 本発表 |
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5.27 |
院生
全員 |
コアカリ プロトコル 本発表 |
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