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名古屋市立大学認知行動療法研究会 (名市大CBT研究会)

認知行動療法(CBT)の臨床,教育,研究の3方面をカバーしながら皆で高めあっていく場として,研究会を開催しています.
場所:名古屋市立大学桜山(川澄)キャンパス 医学部研究棟10F 精神科カンファレンス室または准教授室(秘書室のとなり)
日時:毎月3回火曜日18時(原則第1・2・3火曜日.休みがあれば別の週)
初学者向けの講義や症例検討など臨床に役立つものを毎回行いますし,大学医局所属者だけではなく,他医療機関・他大学の医師,看護師,心理士など興味ある方は、幅広く参加していただけるようにしました.
研究会の見学希望やお問い合わせは,こちら(cbtncu(アットマーク)gmail.com)までどうぞ.
○ 2012年度スケジュール
4月は10日,17日,24日.5月は8日,15日,22日に開催します.特に4月の臨床タイムは,うつ病CBT,パニック障害CBTの初学者向け講義なので,お気軽にご参加ください.臨床タイムだけの参加もOKです.
18:00 - 19:00 臨床タイム 臨床の進捗報告・CBT見学希望者募集,学会・講習会報告,初学者向け講義,症例検討,スーパービジョン (セッションの録音を聞いてやり方を皆で検討),演習(ロールプレイ)など
19:00 - 20:00 アドバンスト タイム ジャーナルクラブ(月1回,国内外の最新原著論文を見ていく),大学院生・スタッフの研究ミーティング

お知らせ:名市大認知行動療法不安障害研修コース参加者募集

近年、認知行動療法(CBT)に対する関心の高まりを受け、ワークショップはいろいろなところで開催されいずれも盛況です。ただ、講義を受けたりロールプレイをしたりしただけで実際にCBTを施行するのは不安を感じる場合も多いのではないでしょうか。指導者と共に臨床での実践経験を積む必要性を感じておられる方は多数いらっしゃるのではないかと思います。我々名市大精神科は伝統的に臨床を重視しており、CBTのセラピストの育成においてもそれは継承されてきました。すなわち、セラピスト希望者は、まずCBTのグループ療法に副セラピスト・記録者として入り、主セラピストの実践を学び、その後次のグループでは自身が主セラピストとしてグループを担当し指導者のマンツーマンでのスーパーバイズを受ける、そういったプロセスを経てCBTを学んできました。2001年以降10年にわたる名市大CBTの歴史はこのようにして育成されたセラピストによって支えられてきたのです。 今回私たちが提供させていただく研修コースも、10年にわたって私たちが実績を積み上げてきた前述のような方法を踏襲し、実際に患者様あるいはクライアントと向き合っていただく実践経験を積むことを中心としたプログラムとなっております。 研修コース修了後に指導者なしでも独力でCBTを施行できるよう知識と経験、そして自信を持っていただけること、それが私たちの目標です。

1.研修コース対象者
 医療機関に所属する医師、臨床心理士、看護師、保健師、作業療法士、精神保健福祉士等の資格を有し、2年以上の精神科臨床経験を有する方で、週半日(午前もしくは午後)名市大に研修に来ることが可能な方。
2.研修内容
 平成23年秋以降、パニック障害もしくは社交不安障害のグループCBTに入っていただき実践経験を積んでもらいます。グループ数の関係で募集人員は2〜4名とさせていただきます。費用は原則として無料ですが、研究員登録をされる場合は登録料として年間1万円程度必要になります。
詳しくは募集要項をご覧ください。こちらからダウンロードできます。

CBT研究会の臨床活動

名市大CBT研究会では, 2001年から認知行動療法(cognitive behavioral therapy: CBT)を臨床に取り入れ,その後も幅広い疾患をカバーして多くの患者さんの治療を行っています.不安障害は既に100名以上,他も数十人以上の治療実績があります.
● 薬物療法で回復に至らないうつ病の個人療法
● パニック障害のグループ認知行動療法
● 社交不安障害のグループ認知行動療法
● 強迫性障害の個人療法
● 睡眠障害の個人療法
● 慢性めまいのグループ療法

CBT研究会の教育活動

CBTの治療そのものの見学や,スーパービジョン (治療そのものや録音を聞いてやり方を検討)による実践的な教育を行っています.研修会の開催活動では以下のものがあります.
● 認知療法学会で研修会:社交不安障害,不眠症
● 厚生労働省 認知行動療法研修事業 研修会:うつ病,不眠症
また臨床での成果を治療のためのマニュアルとして発表しています.詳細はこちら
● 不安障害の認知行動療法〈1〉パニック障害と広場恐怖 (星和書店)
● 不安障害の認知行動療法〈2〉社会恐怖 (星和書店)
● 不安障害の認知行動療法〈3〉強迫性障害とPTSD (星和書店)
● 慢性うつ病の精神療法―CBASPの理論と技法 (医学書院)
● Beck & Beckの認知行動療法ライブセッション (医学書院)
● 自分でできる「不眠」克服ワークブック :短期睡眠行動療法自習帳 (創元社)

CBT研究会の研究活動

2012年4月現在,CBTに関する次の研究を実施・計画しています.
● パニック障害の前向きコホート研究,画像研究
● 社交不安障害の前向きコホート研究,画像研究
● 高機能自閉症児を持つ母親心理教育の無作為割り付け対照試験(RCT)
● うつ病不眠の教育・普及パイロット研究,無作為割り付け対照試験(RCT)
● うつ病不眠のインターネット治療パイロット研究,無作為割り付け対照試験(RCT)
● 慢性めまいのパイロット研究,無作為割り付け対照試験(RCT)
● 統合失調症の心理教育パイロット研究
● 統合失調症の家族心理教育パイロット研究,無作為割り付け対照試験(RCT)
日本語論文は言うまでもなく,英語原著論文も多数発表しています.詳細はこちら
学会活動は以下のものがあります.
● 2010年認知療法学会を主催
● 海外学会発表:世界行動認知療法学会,アメリカ行動認知療法学会,世界精神医学会,アメリカ精神学会,世界睡眠学会など.
● 国内学会発表:精神神経学会,うつ病学会,不安障害学会など.

スタッフ紹介

   

渡辺 範雄(講師) 1998年横浜市立大学医学部卒業。横浜市立大学センター病院、名古屋市立大学病院を経て、2003年から2005年までロンドン大学 精神医学研究所に留学.南知多病院勤務を経て2007年名古屋市立大学大学院医学研究科博士課程修了.2007年4月から名古屋市立大学助教、2010年から病院講師,2012年から専任講師.厚生労働省の認知行動療法研修事業スーパーバイザー,認知療法学会幹事.CBT臨床は主にうつ病,睡眠障害を担当.

小川 成(助教)2002年宮崎医科大学卒業。名古屋市立大学病院、生生会松蔭病院、南生協病院を経て2010年名古屋市立大学大学院医学研究科博士課程修了。公益社団法人岐阜病院勤務後2010年10月より名古屋市立大学助教。厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー。2003年以降パニック障害及び社交不安障害のCBTに従事している。

鈴木 真佐子(大学院生)2004年琉球大学医学部卒業。名古屋市立大学病院、岐阜県立多治見病院にて初期研修を修了。後期研修中の三重県立小児心療センターあすなろ学園短期赴任を契機に専門分野として児童精神医学を選択。現在同大学病院、名古屋市西部・北部地域療育センターにて児童精神科の診療を行う。発達障害児の家族心理教育、社会不安障害のCBTに携わる。2009年4月より名古屋市立大学大学院医学研究科博士課程在学中

川口 彰子(大学院生)2007年三重大学医学部卒業。名古屋市立大学病院初期研修医、シニアレジデントとして勤務後2010年10月から1年間公益社団法人岐阜病院に勤務。2011年4月名古屋市立大学大学院医学研究科博士課程入学。不安障害とうつ病の臨床を担当。

近藤 真前(大学院生)2004年大阪大学医学部卒業。住友病院にて初期研修後、精神科後期研修医として2年間勤務し、そこで認知行動療法に興味を持つ。精神科単科病院の勤務を経て、2010年より名古屋市立大学精神科。2011年より名古屋市立大学大学院医学研究科博士課程在学中。臨床ではパニック障害とうつ病の認知行動療法を担当。研究テーマは慢性めまいに対する認知行動療法の開発。

白石 直(大学院生)2005年 山形大学医学部卒業。豊川市民病院、名古屋市立大学病院にて初期研修を終了。2007年から精神科医として、名古屋市立大学病院、千葉県精神科医療センター、三重県立小児心療センターあすなろ学園、資生会八事病院で臨床・研究に携わる。2012年4月から名古屋市立大学病院臨床研究医、同大学院医学研究科博士課程在学中。

名古屋市立大学大学院 医学研究科
精神医学教室
〒467-8601
名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地
Phone: 052-853-8271
FAx: 052-852-0837


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